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武蔵野美術大学 美術館 企画展「世界の学生の環境ポスタープロジェクト」開催
2012.06.12
武蔵野美術大学 美術館企画展「世界の学生の環境ポスタープロジェクト
-環境問題に向けた、5大陸・20大学の学生たちのまなざし」が7月9日から開催されます。
本展のポスター、フライヤー、図録等のグラフィックデザイン全般を担当しています。
このポスター展は14ヶ国、20大学の学生が制作した環境問題をテーマにしたポスター
約200点が展示されます。
ぜひご覧ください。
世界の学生の環境ポスタープロジェクト
環境問題に向けた、5大陸・20大学の学生たちのまなざし
International Students’ Poster Design Project
“Climate Change”
The Voice of Students
from 20 Universities on 5 Continents regarding
Environmental Issues
会期:2012年7月9日(月)-8月18日(土)
(特別開館日:7月16日)
休館日:日曜日(ただし特別開館日をのぞく)
時間:10:00-18:00(土曜、特別開館日:17:00閉館)
入館料:無料
会場:武蔵野美術大学 美術館 展示室2 アトリウム1
主催:武蔵野美術大学 美術館・図書館
用紙協力:株式会社竹尾
印刷協力:株式会社山田写真製版所
後援:ICOGRADA(国際グラフィックデザイン団体協議会)
監修:新島 実(本学視覚伝達デザイン学科主任教授)
本展では14ヶ国、20大学の学生が制作したポスター約200点を展示します。
これらのポスターは、2010年にカンクン(メキシコ)で開催された
COP16(気候変動枠組条約第16 回締約国会議)の会場で展示する予定で、
世界各国の大学に出展を呼びかけて制作されたものです。
自由な発想と真摯な態度でデザインされたこれらのポスターは、
改めて環境問題に対する私たちの意識を喚起させるものでした。
しかし、直前になってCOP16の会議場での展示が中止となり、
スライドショーとして幾度か公開されるにとどまっていました。
本展は、未公開となっていたこれらのポスターをプリントしたかたちで
展覧する初めての機会となります。
ポスターをデザインした学生は
アジア、ヨーロッパ、アフリカ、北米、南米、オセアニアと全世界にまたがり、
各国、それぞれの学生によって学習・制作環境は多岐にわたります。
しかしそれゆえに多様な表現による問題への様々なアプローチを
作品から見ることができます。
「気候変動」という深刻かつ世界中で共有すべき問題に向けた
学生たちのまなざしを感じ、また世界各国のデザイン教育の一端を
垣間みることができるでしょう。
このような200点に及ぶポスター作品からは、
多様な文化圏で育まれた若者たちの創造力の豊かさや、
たくましさを実感することができます。
本展を通じて、これからの「デザインの力」、
その可能性を感じていただけたら幸いです。
参加大学
[アジア]
アメリカン・ユニバーシティー・オブ・シャルジャ
(アラブ首長国連邦)
ムドラー・インスティテュート・オブ・
コミュニュケーションズ アーメダバード(インド共和国)
インド国立デザイン研究所(インド共和国)
中央美術学院(中華人民共和国)
杭州師範大学(中華人民共和国)
名古屋芸術大学(日本)
武蔵野美術大学(日本)
香港知専設計学院(中華人民共和国)
レバノン美術アカデミー(レバノン共和国)
[ヨーロッパ]
エコサイン・アカデミー(ドイツ連邦共和国)
ハイ・アカデミック・スクール・オブ・
グラフィック・デザイン モスクワ(ロシア連邦)
[アフリカ]
ジンバブエ・インスティテュート・オブ・
ヴィジタル・アーツ(ジンバブエ共和国)
AAA スクール・オブ・アドバタイジング(南アフリカ共和国)
ツワネ工科大学(南アフリカ共和国)
[北米]
ミズーリ州立大学(アメリカ合衆国)
プラット・インスティテュート(アメリカ合衆国)
メトロポリタン自治大学(メキシコ合衆国)
[南米]
ポンティフィシャル・カトリック大学(チリ共和国)
サン・イグナシオ・デ・ロヨラ大学(ペルー共和国)
[オセアニア]
ロイヤルメルボルン工科大学(オーストラリア連邦)