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東大古生物学 ―130年の軌跡
2012.10.21
「東大古生物学 ―130年の軌跡」が
東京大学総合研究博物館にて10月6日から開催中です。
この企画展の空間グラフィックを 担当しています。
従来非公開であった東京大学の化石コレクションを初めて公開されます。
東京帝国大学地質学教室の初代教授、ナウマンが報告したナウマンゾウ化石ほか、
稀少な標本を多数展示するなど、明治期から現在に至る東大古生物学の歴史を、
標本と出版物をもとに紹介し、最新の研究成果についても公開します。
ぜひご覧ください。
東大古生物学 ―130年の軌跡
会期:2012年10月6日(土)~ 2013年1月11日(金)
会場:東京大学総合研究博物館
http://www.um.u-tokyo.ac.jp
東京都文京区本郷7-3-1(東京大学本郷キャンパス内)
開館時間:10:00-17:00(ただし入館は16:30 まで)
休館日:月曜日(ただし4.30は開館)、5.1
入館料:無料
主催:東京大学総合研究博物館
特別展示「東大古生物学―130年の軌跡」では、従来非公開であった東京大学の化石コレクションを初めて公開します。東京帝国大学地質学教室の初代教授ナウマンが報告したナウマンゾウ化石ほか稀少な標本を多数展示するなど、明治期から現在に至る東大古生物学の歴史を標本と出版物をもとに紹介し、最新の研究成果についても公開します。
ナウマンが1881年に最初の論文を出版して以来、130年以上が過ぎました。その間、東京大学では絶えず古生物学の研究教育を実践し、我が国を代表する古生物学者を輩出し続けてきました。東京大学は日本の古生物学の発祥の地であり、その伝統には他大学には無い特徴があります。
130年の間には、関東大震災や戦時中の標本の疎開などの重大な危機、地質学的な古生物学から生物学的な古生物学への転換など、大きな変化を経験しています。それらの変遷を乗り越えて、20万点以上の標本が蓄積されてきました。今回、それらの中から代表的な標本、歴史的な有名標本を選び展示します。
主な展示物
ナウマンが1881年に記載したナウマンゾウの標本
希少な化石標本(異常巻アンモナイト、首長竜、ヘリコプリオン等)
クランツ標本(明治時代にヨーロッパから購入された化石コレクション)
1881年-2012年に出版物中で図示された重要な化石標本
タイプ標本、古生物標本データベース、標本カタログ
最新の研究例の紹介