Annual of Spatial Design in Japan 2017年鑑日本の空間デザイン2017

Cover

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Detail

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Credit

年鑑日本の空間デザイン2017
— ディスプレイ・サイン・商環境

クライアント:
六耀社

デザイン:
中野豪雄

2016. Dec

本書は日本の空間デザインの3団体(日本商環境デザイン協会、日本空間デザイン協会、日本サインデザイン協会)それぞれが開催するデザインコンテストの入賞・入選作品を掲載するデザイン年鑑である。同じ領域でありながらも性質が異なる3つのデザインコンテストを合わせて編集された本書の特徴を、表紙で示すために以下のような方法を考えた。
・本書の英語名[Annual of Sptial Design in Japan]の一文字ずつに色相を割り振り、表1の小口側に色相を表示する
・3団体のコンテストの英語名を表4の小口側に表示し、表1で示した色相を割り振る
・本書の英語名のアルファベットと、3団体のコンテストの英語名のアルファベットが共通する場合、細い色の帯でつなげる
・表1のパターンは、同じアルファベットが使われることで生じた帯の軌跡となる
・各団体の扉ページには、該当する帯の集合のみを表示し、それによって団体ごとにパターンの特徴が現れる
この帯は本書のインデックスとしても機能しており、各団体のページの小口に帯の集合が割り振られるようにした。
本文では作品解説のテキストに用いている10Qを基準にした12段のグリッドを作成。
12段は、2段組、3段組、4段組、6段組すべてに対応ができるグリッドであり、論考、対談、作品解説、作品キャプション、クレジットなど、年鑑ならではの多様な情報に対応できるグリッドとして機能している。
年鑑はページ数も作品点数も膨大なため、ともすれば制作の合理性が優先されて、グリッド嵌め込んだだけの均質な誌面になりがちである。
12段という複雑なグリッドにしたもう一つの理由としては、そうした誌面の均質化をさけ、空間のダイナミズムや作品ごとに異なる多様な魅力を損なわないようにするための、動的なページネーションを生むためでもある。
一冊の書物としての統一性を保ちながらも、ページを捲る度に視覚に飛び込んでくる作品、写真の素晴らしさを体験できる誌面を目指していった。

Annual of Spatial Design in Japan 2017
— Displays, Signs & Commercial Spaces

Client:
Rikuyosha

Design:
Takeo Nakano

2016. Dec

Annual of Spatial Design in Japan 2017年鑑日本の空間デザイン2017