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企画展「ジョルジュ・ルオー展」開催

2013.10.01

千葉市美術館にて企画展「ジョルジュ・ルオー展」が開催されます。
油彩・水彩による絵画作品および版画作品の中で類型化され
繰り返し描かれた人物表現に着目し、紹介する内容です。
ぜひご覧ください。

→展覧会website

フランスの画家ジョルジュ・ルオー(1871-1958)は、
ステンドグラス職人のもとで働き始めた後、本格的な絵画を志し、
象徴主義の画家ギュスターヴ・モローに師事しました。
門下には、マティスやマルケなどのフォーヴィストたちが育ち、
彼らの活動に刺激を受けながらも、ルオー自らはキリストの受難や聖書の場面を
マチエールにこだわって描き、道化師やサーカスの人物たちをテーマに取り上げ、
独自の世界を築いていきます。
ルオーの作品は、早くから日本でも紹介され、
現在にいたるまで多くの人々の心をとらえてきました。
本国以外でこれほどルオーを愛し、 その作品を大切にしてきた国はないといえるでしょう。
これまで国内に複数の優れたルオー・コレクションが形成されてきたことも、
この 画家が日本人に心から受け入れられてきた興味深い証といえます。
近年では、同時代文学との関係など様々な切り口からその仕事に光が当 てられ、
画家の独自性のみならず時代背景の中での理解が進んできました。
本展覧会では、油彩・水彩による絵画作品および版画作品の中で、
類型化され繰り返し描かれた人物表現に注目し、
サーカスの人々・貧しい人々と驕れる人々・キリストと聖者たち・多彩な人物表現の
各章に分けて紹介します。
ルオーの同時代社会への観察者としてのまなざしと人間存在への
深い洞察を手がかりとして、この画家が今なお私たちに訴え続けるメッセージを探り、
その魅力に迫ります。

ジョルジュ・ルオー展

会期:2013年10月1日(火)~ 11月17日(日)
観覧料:
一般:1000円(800円)
大学生:700円(560円)
小・中学生、高校生無料
※( )内は前売券、団体20名様以上、および市内在住65歳以上の料金
※障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料
※前売券はミュージアムショップ(9月23日まで)、
ローソンチケット(Lコード:33908)、セブンイレブン(セブンコード:025-186)、
千葉都市モノレール「千葉みなと駅」「千葉駅」「都賀駅」「千城台駅」の窓口
(11月17日まで)にて販売。
※10月18日(金)は「市民の日」につき無料開放。

開館時間:
日~木曜日 10:00~18:00
金・土曜日 10:00~20:00
※入場受付は閉館の30分前まで
休館日
第一月曜日(祝日の場合は翌日)(10月7日、11月5日)

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